3.25リコンビネーター、Ironチームによって導き出された仕様

説明動画
3.25のリコンビネーターの仕様
abuse例
1. NNN modを用いた単一modの移動
2. Exclusive modのabuse
リコンビでミラーVLSダガーを作る

説明動画

3.25のリコンビネーターの仕様

pはprefix, sはsuffix, eはexclusive

元の仕様は一部引き継ぐ。(合計mod pool、ベース選出)
Exclusive modが存在し、最終アイテムに一つしか存在することができない。
ダブルmodも健在。

Exclusive modとはEssence modなど、通常そのアイテムに一つの種類しかつけることができないタイプのmodを指す。
元記事ではExclusive modとして以下のものを挙げている。

Breach mod
Incursion
Essence
Crafted named suffixes (e.g. of the order, names can be found on poedb)
Crafted named prefixes (e.g. Chosen, Tora’s, It’s)
Metacrafted modifiers
Beast aspects
MOST CRAFTED PREFIX MODIFIERS (e.g. crafted life is not exclusive)
SOME CRAFTED SUFFIXES (added after someone reported this):
List is not extensive but includes: all attributes.

これらが挙げられており、Exclusiveのようで違うものは
Fractured
Influence

となっている。

また、Non-Native, natual mod (NNN)というmodの群を定義し
Influenced modifiers (e.g. Warlord modifier cannot appear on a non-influenced item)
Defence modifiers (e.g. Armour cannot show up on a pure ES base)
Attribute-specific affixes
Life regen%/Energy recharge rate
Suppress
Fractured modifiers
これらはNNNに属する。
プレイしている人なら直感で分かると思う。例えばSuppressがintのみのアーマーにつけれない、等のように
基本ベース等にある元々のルールに基づいているmodのこと。
fractured modは合体前の元のベースが選ばれなければ決して出現することはない。

さて、ここでNNNやExclusive modも合計mod poolに追加される。
しかし、Exclusive modが選ばれると他のExclusive modは排除される。
NNNも同様に、別のタイプが選ばれたらそれに応じたmodは選ばれない。
もし合計mod poolが利用可能modよりも多い場合、mod weightが参照されるが、この計算式は不明。

特殊なケースとして、白アイテムは今現在のリコンビネーターから産出されないので、1p0s+0p1sを合体させると1p0s 0p1s 1p1sの3通りになる。
ただし、普通のリコンビではp1以上が確定でつく。

abuse例

NNN modを用いた単一modの移動

元記事ではbreach modとinfluenced modのGrasping mailを例に出しているのでこちらでもそうする。

先ほどのE modを一つ移動させたい時、確率の高い良い方法がある。
それはNNN modを1つ含ませ、片方は新ベースが選ばれた時に確実に廃棄させるようにすること。
必ず1pは含まれるので、InfluencedのないNecrotic armourがベースになるとInfluenced modは確実に消える。
よって、100%の確率でbreach modがつく。
grasping mailが選ばれた時のmodが残る確率も含めると50%となる。
作り方は簡単で、suffixを埋めたあとでinfluence orbを打つだけ。
合体する前におかしなことにならないようにsuffixの数を2個以上にしておく。
SuffixにBreach modがあり、SuffixのBreach modが先に選ばれた場合、Prefixが0のアイテムが生まれる時もある。

Exclusive modのabuse

Exclusive modはその名の通り、専用modなのでそれのうち一つがつけば他のExclusive modはつくことがない。
それを利用し、2p/*sと1p/*sとの組み合わせの際、穴modをcraft modとaspect modで埋める。
ただし、sの合計mod poolは控えめにしておくことで、prefix cannot be changedの枠を取る。
そうすることで、例えばsuffixが先に抽選が始まり、craft modかaspect modが選ばれた際に全てのe modは消える。
しかし、e modが消えても合計mod poolは増やしてくれたままなので、3modが抽選される確率を大幅に引き上げつつ、理想の3pをつけることが可能になる。
e modはpとsについていれば、抽選確率はほぼ50:50だが、できるだけ多くe modを入れて抽選確率を上げておきたい。
自分の憶測だけど、50:50で先にサフィックスかプレフィックスを埋めようとするなら、このような挙動は理解できる。
また、sも同時に理想のものを残しやすい。何故ならpとほぼ同じルールが働き、クラフトmodが選出された場合、残りのs modも残りやすいからである。

実際に1p1s + 2p1sに片方をaspect mod + multimod, もう片方をmultimodにしたケース。
理想のやり方ではないものの、約35%の確率で成功する。